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さて今回からは、「GAME2.0」と題して送りたいと思います。


 IT業界では最近、「WEB2.0」という概念がもてはやされていますが、

WEB2.0? いったいなんのことやら? と思いますよね?


 私はひととおりWEB2.0について調べて、この概念はゲームについても

応用できるし、今後のゲームの発展過程において、WEB2.0の方法論は

非常に重要になってくると思いました。

現在、ゲーム業界はDSが好調で、XBOX360が発売され、今後WiiやPS3などの

次世代マシンが登場を予定していますが、業界自体は最盛期の半分の

産業規模になっています。


 人はゲームに飽きたのか? というと、私はそうは思いません。


 単に、別の楽しいことが生まれ、そちらにシフトしてきているのです。

 楽しいこととは、ネットであり、携帯電話です。こういったメディアは

人の余暇時間をまさに食い合っています。


 その余暇時間奪取競争のせめぎあいに、ゲームをプレイする時間は

押されてきているんですね。

(もちろん年代や層、グループによりこのせめぎ合いの占有率は違ってきます)


 DSは、この余暇時間、スキマ時間にスッポリと入る手軽さを持っていたから、

成功したと言えると思います。


 では、ゲーム産業はこれからどうなるのだろうか?


 産業というものには成長サイクルというものがあり、導入期、成長期、

成熟期があります。


 ゲーム業界はすでに成熟した業界です。

 これから始まるのは、衰退です。


 では、ゲーム業界はこれから衰退し、なくなっていくのだろうか?

 確かに、今のままでは、そうなると思います。

 完全に消えはしませんが、人々の興味のメインストリームからははずれると

思っています。


 ではどうしたらいいか?


 ここからは未来の話です。

 私は、この余暇時間奪取競争に勝つには「革新」が必要だと思っています。

 ゲームは革新を経て、新しい導入期の波に乗り換えていくことが

必要になっています。


 DSは、2画面、タッチペン、という質的な革新、実益のあるソフトという

ソフト的な革新で余暇にハマっていった。


 では、ゲームデザイン自体の革新は、どうなるのだろうか?


 そこで出てくるのが、今回から紹介していく「GAME2.0」という概念です。


 WEB2.0はすでにウェブ上で展開されており、ウェブ業界発展の基礎概念として

根付いてきています。

 この応用概念が、GAME2.0です。


 ではWEB2.0とは、なんだろうか?


 一言では言いづらいのですが、今までは主に企業の資本によって展開されていた

ウェブのコンテンツ、サービスが、今後はコミュニケーションを土台とした

コンテンツ、サービスに変わっていくというイメージです。


 代表的な概念として、CGMという言葉あります。

 CGMとは、Consumer Generated Media の略で、要するに消費者がメディアを

作り出す、ということです。


 現在ウェブで展開されている、アマゾン、mixi、はてな、などの有名な

サービスは、すべて消費者がメディアを作る形となっていて、WEB2.0の

代業的なサービスと言えます。


 また、WEB2.0では、サービス同士のリミックス、つまり混合も行なわるように

なっています。

 開発者は、アマゾンから提供される商品データや、googleが提供する地図データの

APIなどを使い、サービスを混合させ、新たなサービスを生み出すことができる

のです。


 非常にはしょった説明ですが、こうした潮流が、ウェブの世界では起きています。


 ではGAME2.0とは?

 大きな流れとしてまず言えるのは、コミュニケーションを土台として、

ゲームが変質していくという方向性です。


 CGG(Consumer Generated Game)という流れが生まれ、ゲームのAPIは

混合され、新しいゲームが生まれていく。


 ちょっと想像しづらいかもしれませんが、そういう革新的なゲームの変化が

今後生まれてこなければ、ゲームはなくなっていく段階に来ているのです。


 次回からは、もっと具体的なゲームの質的変化を説明していきます。

 

 

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