最大のモチベーション

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さて年初になにを書こうかと思ったのですが、よくもらう質問に
「モチベーションが上がりません...」という質問があるので、それに答えようと
思います。


 今までさまざまな人に会ってきましたが、その中で「この人はできる」と
思わせる人は、必ずと言っていいほど、共通項がある。


 それはなにかというと、


 「モチベーションの高さ」


なんです。

 やはり。

 さらにさらに、「この人はすごい!」と思わせる人はどういう人かというと、
やったことのない仕事であっても、


 「なんとかしてみせる」

 「必ずどうにかなる」


 という姿勢で仕事に取り組み、実際にやってしまう人です。

 こういう人は下についていると安心感がありますね。

 どうにかして解決に導いてみせる、やりようは必ずある、と考え、
ズンズン行動していく自信。


 この自信はいったいどこから出てくるのか...?

 いったいどうすれば、その自信を自分も手に入れられるのか...?


 注意してほしいのは、「勘違い」でそう思っているのではなく、
ちゃんと「できる見込み」があってそう言う事ができるところです。


 自信の根拠。

 

 それは、パターン認識にあります。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 具体的に言うと、手順のパターン認識ができている、ということです。

 どんな人であれ、人生においてさまざまな経験をすれば、その経験の中に
パターン、共通認識があることに気づいてきます。


 例えば、プログラミング。

 プログラム言語には、C/C++、Java、C#、Perl、Php、FLASH のActionScriptなど
いろいろありますが、基本となる制御構造は、どれも似たようなものです。

 制御構造は制御文によって作られますが、if,else,for,while,continue,break,
これら機能的にはほぼどの言語にもあります。

 そして、制御構造が似ているだけに、基本となるセオリーにもパターンが
あります。

 だからそのパターンさえつかんでしまえば、あとはどの言語も似たようなもの。

 「どんなプログラム言語でもまあ大丈夫だよ」と言ってしまえるし、
新しく触る言語であっても、3日あれば全容をつかみ、実際に組みだすことも
可能になるわけです。


 別のたとえで言えば、面白さ。

 ゲームでも、小説でも、映画でも、漫画でも、サーカスでも、演劇でも、
番組制作でも、共通する面白さの本質というものがある。

 根っこは同じなわけです。

 なぜか?

 それは、それを楽しむのがすべて「人」だからです。

 私がかなりしつこく言っていることに「面白さとは感情を動かすこと」と
いうフレーズがありますが、どんな分野であれ、人の感情を動かすことさえ
できれば成功なんですね。

 だから、感情を動かす状況を目標にしてゲームを作ろう、と言うわけです。

 ゲームでも映画でも漫画でも、人の感情を動かす場面を想定し、それを
実現することに向かってモノを作る。

 そうすれば成功が待っている。

 面白さの根っこを掴み、あとはそれぞれの分野の方法論の文脈さえ捉えれば、
どんなジャンルでも、面白いものを作り出すことができます。

 ある意味、当然のことなんです。

 これも、パターンなんですよ。


 パターン認識は、人間の能力のひとつ、「汎化能力」を鍛えることで、
ごく自然にできるようになります。

 ではどうやって鍛えるか? というと。


 これを子供のころからやってると非常に頭のいい子供に育つので、
ぜひ覚えて頭のいい子を育ててほしい(笑)。

 その鍛え方とは...。


 常に「原理」を考えることです。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 例えば、なぜ信号の止まれは赤なのか?

 なぜツーシーターの車があるのか?

 なぜバイオハザードはラジコン操作なのか?

 なぜCDの記録面は虹色なのか?

 なぜ空は青いのか?

 なぜ月には大気がないのか?

 なぜロウソクの火は赤いのか?

 なぜコンピュータは動くのか?

 などなど。


 もっと言うと、哲学書を読むこと。

 哲学は原理を考える学問ですから。

 根っこを掴むための思考が詰まっています。


 なぜ、原理を考えるといいのか? というと。

 まず原理を考えることによって、そのものがどういう要素に
よって作られているのか? ということを考ますよね。


 で、要素に分解するということを繰り返していると、
分解したものに、共通する要素を発見することになります。


 例えば、なぜ信号の止まれは赤なのか。

 赤い色は血の色であり、注意の色として、人に認識されて
います。

 だから赤い色はいろいろなところで、注意を促す色として
使われているわけですね。

 これも原理です。

 これを知っていれば、注意を促すマークを作りたいというときに、
赤を配色として使えばよい、という発想が出てきます。

 そしてそれは実際に効果があります。

 これが原理の応用です。


 こういうことを、ひたすら考えるわけです。

 例えばゲームでも、それぞれのゲームでジャンルは違っても、
似たようなことにプレイヤーは興奮したり、驚いたりしています。

 これも、要素分解すればわかることです。

 同じように、他のエンタテインメントと言われるものでも、
ゲームと似たようなことに興奮したり、驚いたりしていることがわかる。


 共通しているわけです。

 原理なわけですね。


 この原理さえ掴んでおけば、面白さを構築するのに、非常に
役立つと思いませんか?


 面白いゲームには必ず入っている要素、原理。

 面白いゲームには必ず入っているゲームデザインのパターン。


 これを掴んでおけば、面白いゲームを作れる可能性が、少なからず
増大しそうですよね?

 そのパターンをまとめたのが、これだったりするわけです。
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/secondpack.html


 このパターン認識の能力は、世界認識、状況把握の力を強めます。

 族に言う「空気を読む」能力です。

 また、人が言ったことも、前にその人が言っていたことを要素として
理解するようになるので、たいへん理解力が上がります。


 こういう能力があると、まわりからも重宝されるというか、人としての
基本能力の高い人間として認められるので、高く評価されます。


 これが、自信にもつながっていくわけです。

 モチベーションにつながるわけです。


しかし。

 このパターン認識能力は、あくまで人としての機能的なものです。

 これよりさらに、決定的なモチベーションにつながる認識があります。

 それはなにかというと。

 

 それは、「死」に対する認識です。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 この「死」を掘り下げて考えることが、人としての最大のモチベーションに
なります。


 えてして私たちは、人生が永遠に続くような感覚で生きています。

 生きているということが当たり前に感じてしまっているわけです。


 もちろん、生物はなんであれいずれ死ぬということは知っている。

 聞きたくはないけど、そういうことになっている。

 いずれは、自分も老いて死んでいくのだろう。

 ただ死を実感できないので、あまりにも緊張感無く生きているわけです。

 人によっては考えないようにしているのかもしれない。


 しかし、死というものを考えると、生き方は大きく変わってきます。


 死とはなんだろうか?

 自分はどうやって死ぬのだろうか?

 いつ、死ぬのだろうか?

 いずれ死ぬのに、なぜ生きるのか?

 いずれ死ぬのに、生きることになんの意味があるのか?

 自分は死ぬまでに、なにを成し遂げるのだろうか?

 どうすれば死ぬ間際になって、後悔しないで済むのだろうか?


 これらに対する全員に納得のいく答えは、ありません。

 あったとしたらそれは宗教です。


 ただ、絶対的な答えは無いのですが、相対的で最も合理的な答えなら
あります。

 

 それは、

 

質問の答えを、あなたが決める
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


という答えです。

 私たちは、法律等の「概念」によって縛られている、と思いがちですが、
それは結局「概念」に過ぎません。

 私たちの実際の行動を、それによって制限することはできないわけです。

 今この瞬間から、どんな行動を選択するのも、あなたの自由。


 どんな態度を取り、どんな信念を持ち、どう生きるかは、誰になにを
言われようとも、あなたの自由です。

 あなたが決めていいんです。


 誰もあなたを縛ってなどはいない。

 もしなにかに縛られていると思うなら、それは思い込みでしかない。


 あなたが今手に持っているマウス、もしくは携帯電話を、窓から
放り投げてみてください。


 ...できますよね?

 しないだけで。

 ただその行為を選択しないだけで。


 人生の意味が外から与えられるのを待っていたり、
なにか面白いことが起こったり作られるのを待っていたり、
幸せが歩いてくるのを待っていたりするのは、
評価されるのを待っていたりするのは、もうやめましょう。

 水溜りで魚が釣れるのを期待するようなものです。


 生きる意味は、自分が感じるしかない。

 自分で作っていくしかない。

 意味のある人生を送りたいのであれば、意味があると感じることを
続けていくことが一番手っ取り早いし、確実です。


 自分の意思で、瞬間瞬間を選択していくことです。

 意味のある人生を生きるのだと決断し、その信念による選択を
今この瞬間瞬間でしていく。

 自分らしい生き方をしていく。


 人生は一回しかありません。

 同様に、すべての瞬間は一度きりしかない。

 あなたがこの文章を見ているその時間、分、秒は、もう帰ってこない。

 あなたのその年齢は、一生に1度しかない。

 瞬間瞬間は嵐のように過ぎ去っていく。

 死へのカウントダウンは、刻々と刻まれていく。

 人は死ねば、二度と生き返ることはありません。

 死ねば、何百年、何千年と時が流れても、宇宙が消滅するまでの
気絶しそうな年月が流れても、誰も、もう二度と生き返りはしません。


 あなたの「生」は、宇宙の歴史にしてみれば火花が散るような
一瞬の出来事なのかもしれない。

 けれど、この瞬間にしか起こらなかった奇跡です。

 あなたの意思の発生は、宇宙の歴史の中で唯一今しか起こらない。


 その人生を、あなたはどう過ごすのでしょうか?

 あなたは、あなたの人生でなにを成し遂げれば、後悔しないのでしょうか?

 もし、何の制限もなく、お金にも困らず、あなたができる最大限の
ことができるとしたら、あなたはなにを成すでしょうか?


 限界を決めずに、できるだけ、精一杯、はじけるように生きてみるのは
どうでしょう?


 後悔しない人生を送りましょう!

 

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