
●ギャップが生み出すインパクト
ギャップとは「差」とか「格差」という意味です。
面白さや驚きを表現するときに、実はこの「ギャップ」を意識することで、
大きな効果を引き出すことができます。
例えば、いつもテストで50点を取っている生徒が、がんばって100点を
取った。
そのときのインパクトは「おー、がんばったね」くらいですね。
しかし、これが毎回0点ばかりの不良で、先生から「こいつはどんな教え方
をしてもダメだ...」と諦められていた人(どんなやつだ)が100点を取った
場合はどうでしょうか?
「げえ!? あのバカがどうやってそんな点数を!?」
となりますよね?(笑)
そして、どうやって100点を取ったのか? それに興味津々になりますよ
ね?
テレビはCM前にこういった「引っぱり」をよく行なっていますが、この時
点で人の感情を大きく動かしているわけですから、このネタは勝利しています。
私も昔、「ガチンコファイトクラブ」等、「どうなってしまうのか!?」と
いう引っぱりに「どうなってしまうのよ!?」と画面にツッコミを入れていた
くらいで、かなりやられていました(笑)。
あの番組は一見どうしようもない連中がモメごとを起こしながらも鍛えられ
て、大きな結果をつかむところで、視聴者のこころを鷲掴んでました。
(鷲掴むっていういい方ヘンかな(笑))
ええ? まさか...! と思う人がいるかもしれませんが、このギャップを使っ
た手法は、実はかのディズニーも使っているんですね。
例えば「美女と野獣」。
普通の男が美女と結ばれても、「おー、がんばったね」で終わりますが、こ
れが野獣だったらどうでしょうね?
「ええ? どうやって野獣が美女と結ばれるのよ!? なんで?」
となりますよね?
「眠れる森の美女」も、別にただ眠っている美女だったら「ああこの美女が
王子と結婚するんだね」ですが、永遠に起きない呪いをかけられた美女だった
らどうでしょうか?
「ええ? どうやってその永遠の呪いが解けるのよ? そのいきさつは?」
となるわけです(もうみんな答えは知ってますが...)。
こんなふうに、ディズニーのキャラクタはダンボにしろピノキオにしろミッ
キーにしろ、どこか障害を抱えているところに、大きなギャップを生む秘密が
あるわけです(それぞれどんな障害を持っていて、どんなギャップを生んでい
るかは考えてみてくださいね)。
それから、障害を抱えさせるという手法のほかにも、まだやり方があります。
実はこちらの方が一般的で効果的だったりします。
大きなヒットを生んでいる作品は、必ずといっていいほどこの手法を使って
いるんですよ。
では、その手法とはいったいどんな手法なのでしょうか!?
(と、引っぱります(笑))

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