
●学習ってなんだ?
学習とは大雑把に言えば、
「ある概念を脳の長期記憶にいかにして残すか?」
だと思います。
プラグマティズム(実用主義)的にもっと突っ込むと、
「覚えた事をいかに実践することができるようになるか?」
だと思います。
なにを知っているか、ということは、なにができるか、に繋がる。
逆に言うと、知らなければ、行なうことができない。
まあ、だからと言ってなんでもかんでも知識を得ようとするのは、時間的な
限界があります。
効果的に知識を活かすには、自分の目標・目的を設定し、それに向けて絞り
込む必要があります。
効果的な学習についてのレシピは次回にまわすとして、今回は学習を疎外す
る要素を考えてみたいと思います。
●なぜヘルプやチュートリアルはうざったいか?
最近ゲーム内の「学習」で思うのは、まるでWindowsのヘルプのように、Q&
Aを網羅して、プレイヤーに「わからないときはそれを見てね」というように
指示するんだけど、まとめすぎてて逆に知りたいことを探すのが面倒な状態に
なる傾向が強いな、ということです。
RPGのヘルプキャラなどは、その典型じゃないでしょうか?
ヘルプを見るのがなぜ面倒になるか? というと...。
ザーッと並べられた数多くの項目の中から、自分の知りたい情報を探す際、
あまりに並べられた文字列にウンザリしてしまうんですね。
画面の中に意味のある情報が多く詰まっていると、それを目で追って読解す
るのに疲れてしまうわけです。
これが面倒に繋がるわけですね。
ということでこのメルマガも、なるべく1~4行くらいの短い段落ごとに2
行ほど空白行を入れて、一度に読解する量を絞り、読みやすくする、という工
夫をしています(空白行にもちゃんと意味があったんですね~)。
チュートリアル(教育的指示機能)の存在も、ちょっとうざったいものがあっ
たりしますね。
チュートリアルはとにかく待たされる部分が多いとウンザリします。
3Dのゲームで、説明のモーションが終わるまで飛ばせないとか、説明の合
間にキャラクタの劇が挿入されていて、早くゲームを進めたいのに飛ばせない
とか。
プレイヤーは「待たされる」のを極度に嫌います。
例は別ですが、インターネットでウェブサイトを表示しようとしたとき、な
んの反応もないと、人は平均して4秒でそのサイトが表示されるのを諦めるそ
うです。
学習は、こういった人の性質を考慮に入れてインターフェイスを作ってあげ
ないとすぐに「ポイ」されてしまうんですね。
では、どのような学習が効果的なのでしょうか?

コメントする