エモーショナル・ゲームデザイン

 

1101555_94269576.jpg

そうなんです。

 「エモーショナル・ゲームデザイン」の特別レポートを書きましたが、「エ
モーショナル・ゲームデザイン」そのものについて説明してませんでしたね。
(レポートを買っていただいた方はもうわかっていると思いますが)


 これは私が現在、中心的に使っている発想・ゲームデザインのヒントを得る
方法でして、お分かりのように「感情(エモーション)」を中心的な概念にし
ています。


 PS2の「エモーション・エンジン」とは全然関係ありませんのであしから
ず(ただ、あのプロセッサと似たようなコンセプトなのかもしれません)。


 人は、とどのつまり、「感情」で大事な局面を判断し、動いています。
 これは、すべての面で、です。


 食べ物が食べたいと思ったり、ゲームを欲しいと思ったり、新しい服が欲し
いなと思ったり。


 すべて感情の動きが大きく絡んでいます。


 「そんなことないでしょ」って思います?


 例えば、あるネジ会社の社長が、もっと品質のいいネジが欲しいと思った。
 そこでネジの品評会に行った。

 どんなネジがいいネジなのか。
 もしいいネジを作ってくれる工場があるなら、そこのネジを大量に買うぞ。

 社長は品評会でネジを触りまくります。


 うーん、どうもこう、パッしたものがないなー。
 もっとこう、なんていうか、こうなんだよ...こう!
 自分でもよくわからんけど...。


 そこであるネジで...ん? こ、これは! この回転のスムーズさ! ネジ山
の丈夫さ! 光沢! す、素晴らしい! 私が探していたネジはこれだあああ!

 社長は叫びました(恥ずかしいので、こころの中で(笑))。

 社長はそのネジを大量に買いました。


 はい、社長は「感情」を動かされてネジを買いましたね?

 ネジのスペックのよさに大きく気持ち(感情)を動かされ、買うことに決め
たわけです。
 そのネジを作った工場は、社長の気持ちを大きく動かすことに成功したので、
売上が伸びました。


 次。

 サッカー少年のあきら君が、テレビでベッカムのかっこよさとすごいプレイ
に「ガーン!」 心臓がドキドキ! こ、これだああ! おれはこんなサッカー
選手になる!


 あきら君はベッカムにこころ(感情)を大きく動かされて、自分の将来の進
路を決めました。感情の動きが、人生を決めています。


 あなただって同じハズです。
 なにかに触発され(感情を動かされ)、今現在の趣味や仕事を持っている。


 私は「ゲームの面白さ」にハマり(感情を動かされ)、今こうしています。
 半生をゲームに関わることで埋め尽くしています。


 「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しみ」、これらは感情の別名ですよね?


 「不安」「驚き」「緊張」「虚脱」「愛情」「興奮」これらもすべて感情の別
名です。感情の動きを表す言葉です。


 奥さまがヨンさまにキラキラするこころの動きも、

 ネジ社長がネジを大量購入するのも、

 佐藤さんがスターウォーズにハマるのも、

 私がタランティーノ監督の作品が好きなのも、


 感情を大きく動かされたからなんです。


 ゲームもそうなんです。

 感情を大きく大きく! 動かすゲームが、大ヒットするんです。


 品質の高さというのは、ディテールと言われます。

 デザインなど、細かいところまで気を使って作りこんでいたり、工夫したり
していると、人はそれにいちいち驚く、感心する。


 そうやって感情をちくちくと動かされる部分が多くあるから、品質が高い、
そう思われるわけです。


 ...分かっていただけたでしょうか?

 私が「エモーショナル」を基本にしているのは、そういったわけなんです。

 こういうレポートを書いたのも、そういうわけ。
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/index.html


 というわけで、続きます。

このエントリーをはてなブックマークに追加


期間限定企画「中毒ゲームデザイン・トレーニング」
■中毒になるゲームの秘訣はあなたがド変態であること?
現在1927名の方が登録中。
期間限定でゲームデザインについての講座を特別プレゼント。

■音声1:粘りについて
ゲームにハマりを生み出す要素「粘り」を入れる方法とは?
あなたの作るゲームにも「粘り」を取り入れよう。

■音声2:インパクトについて
 ヒットゲームのトリガーとなっている「インパクト」の作り方とは?
「インパクト」を取り入れて、あなたのゲームにヒットの可能性を埋め込もう。

■ほかにもこんな内容を音声でお届けします
・練り上げられたゲームデザインをする秘訣
・間違いのない面白さのコアを盛り込む方法
・ゲームがヒットする原因を盛り込む方法
etc.

■サンプル音声、登録はこちらから。



トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: エモーショナル・ゲームデザイン

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://n2-interactive.com/mt/mt-tb.cgi/69

コメントする

[[img(http://x8.mikosi.com/bin/ll?095447901)]] [http://x8.mikosi.com/bin/gg?095447901 アクセス解析]