場に価値を与えるアイデア


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 T氏が言うには、そのアイデアとはこういうものでした。


 「これは、オンラインのレースゲームの企画だったんだけど、本気で
やろうという人だけを集めるために、まず、「本物のレーサー」を数人
雇うんですよ。

 F1ではなくて一般車のゲームだったので、そのレーサーですけどね。


 そのレーサーと年間契約をして、オンラインゲームに継続的に
参加してもらう。もちろん、毎日レーサーがいるように、シフトを組んで。


 当然、ゲームはシミュレータクラスのクオリティを持ったものにする。
 グランツーリスモクラスのね。

さらに、「バケットシート」を貸し出すんです!
 本物のドライブ感を味わってもらうために。


 これだけやると、本物志向の人がどんどん集まりますよね!
 でも、軽く遊ぼうとする人も入ってくると、主旨と違うことになってしまう。


 なので、「年間契約のみで30万円」という条件で遊べるようにするんです。


 高いですよね~! でもこうして敷居を高くすることによって、
本当に本気でやろう! という人しか入ってこなくなるんです。


 そしてこれが非常に重要なんですが!

 入った人は、もとを取ろうと思いますから、ますます本気になる。

 とても熱い場ができあがるんです!


 遊んでもらう人を絞り込んで、「本気料」を支払ってもらうことで、
非常に熱気があり、リピート率の高い場が出来上がるんです。


 誰でも入ることはできるんですよ。
 入るのに、齢とか資格とかはいらない。


 ただ、年間契約のみ30万円という価格で、絞込みをするんです」


 やる気のある熱い人だけを選別するために、高い契約料にする。
 もちろんそれに見合ったクオリティの場を提供する。


 実はこういうアイデアだったんですね~。


 ここで、


 「でも、実際にうまくいくの? それは...」

 「お金がかかりすぎてるから、失敗したらかなりのダメージだよ!」


 そう思う人もいるでしょう。

 そこで、実際に成功した例を紹介しましょう!


 さらに驚愕の内容です!


●1日で1700万を稼ぎ出した「場」

 この「場」のアイデアを「ネットビジネスの場」で実践した山本さん
という方がいるんです。


 山本さんは「IPO(新規公開株)で儲けるためのノウハウ」を
販売して「祭り」を起こした菅井さんという方を見て、


「この祭りを人為的に起こすにはどうしたらいいか?」


 と考えたんです。


 そこでキモになるのが、菅井さんはどうやってこの「祭り」を起こすに
至ったのか、ということなんですが...。


 菅井さんが成功したキモは、メルマガを発行している複数の
知り合いに頼んで、「同時多発的に」宣伝してもらったことでした。


 さらに、もうノウハウは販売中止で、一生手に入らないという制限を
つけたんです。


 この2つの条件により、3万円もするノウハウは信じられないほど売れて、
菅井さんは1千万以上儲けたわけですね。


 じゃあ同じようにやれば、儲かるじゃないか。

 しかし山本さんはここでひとつ、ひねりました。

 

 「自分と同じく、そういう宣伝の場を渇望している人が大勢いるに違いない。
だったら、その「場」を提供したら、もっと儲かるのではないか...?」

 ↑ここが最大のキモです!!

 

 山本さんは、部数の多いメルマガを発行している人にひとりひとり
アプローチして、宣伝媒体の場を作るのに協力してくれる人を集めました。


 さらに、協力をし合うための掲示板や、商品を手数料なしで代理販売できる
システム、メールでのサポートなどを用意して、「場」のクオリティを
上げていったんですね。


 そうして、この「場」は58000円で売り出されました。


 そしてこの「場」を紹介して売ってくれた人に、購入価格の半額を支払う
という契約をしたんです。

 

 するとどうなったか?


 もちろん、宣伝媒体を渇望するやる気のある人たちが購入し、
その人たちは掲示板にどんどん集まり出しました!


 そして、購入価格の半額が支払われますから、やる気のある人たちは
協力し合って、ガンガンこの「場」を自分のメルマガで紹介しはじめた
わけです。

 

 これはまさにお祭りでした!

 

 販売終了の日が近づくと、紹介はますます加速し、
山本さんの手元には1日で1700万円の売上が入ることになったのです。


 「場」の販売開始からトータルすると、2500万円の利益でした。


 コストは? というと、掲示板はフリーの掲示板ですし、ほかのシステムも
すべてがフリーのものです。


 メールを出して協力者を募った、その労力くらいしか、「場」の
開発コストはかかっていません。

(最終的に600人もの人が集まったので、メールサポートはかなり大変
だったようですが)


 要するに、アイデアだけで、2500万もの利益を生み出したのです!


 「場」を用意する。

 この考え方には、「胴元ビジネス」の考え方があります。


 ゴールドラッシュの時、一番儲けたのは、金を発掘した人ではなく、
シャベルとツルハシを貸した人と、作業着であるジーンズを販売した
人でした。

(ジーンズを販売したのはリーバイ・ストラウスという人です。
知ってますよね?)


 つまり、宝を手に入れようとしている人たちをバックアップする
「場」を作り出す胴元が、実は一番儲かるんです。


 この「場」を作り出す人たちが、「祭り」(ムーブメント)を起こす
わけなんですね。


 あなたも、大きなムーブメントを起こそうと考えるのであれば、
この「胴元ビジネス」の考え方を取り入れて、アイデアを考えて
みてください!


 それでは、このへんで!

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